
Steam Deckとは
2021年7月16日にSteamから発表されたポータブルゲーム機です。SteamOS 3.0ベースに作られたSteamのゲームを遊ぶために特化されたポータブルゲーム機です。
発売日は?
Steam Deckは、2021年12月より、アメリカ、カナダ、欧州連合、イギリスで出荷開始されます。その他の地域でも2022年に出荷予定です。残念ながら日本では2022年以降の発売となっております。
気になるスペックは? Nintendo Switchと比較して紹介!
Steam Deckと通常のNintendo Switchを比較したスペック表です。
コンピューティング
プロセッサー | AMD APU CPU:Zen 2 4c/8t、2.4~3.5GHz(最大448 GFlops FP32) GPU:8 RDNA 2 CU, 1.0~1.6GHz(最大1.6 TFlops FP32) APU power:4~15ワット | NVIDIA社製 カスタマイズされたTegraプロセッサー 0.5 ~ 0.77 TFlops(個人の感想です) | |
RAM | 16 GB LPDDR5 RAM(5500 MT/s) | 4GB LPDDR4 | |
ストレージ | 64 GB eMMC(PCIe Gen 2(1枚)) 256 GB NVMe SSD(PCIe Gen 3(4枚)) 512 GB高速NVMe SSD(PCIe Gen 3(4枚)) すべてのモデルに高速microSDカードスロット搭載 | 32GB eMMC 高速microSDカードスロット搭載 |
コントロールと入力
ゲームパッドコントロール | A B X Yボタン 十字キー L&Rアナログトリガー L&Rバンパー 表示&メニューボタン 割り当て可能な4個のグリップボタン | A B X Yボタン 十字キー L&Rボタン LZ&RZボタン HOMEボタン キャプチャーボタン | |
サムスティック | 静電容量方式フルサイズアナログスティック(2本) | Lスティック/Lスティックボタン Rスティック/Rスティックボタン | |
ハプティクス(振動) | HDハプティクス | HDハプティクス | |
トラックパッド | 32.5mm触覚フィードバック付き角型トラックパッド(2個) Steamコントローラと比較して55%遅延を低減 クリックの強度を設定できる感圧式 | – | |
ジャイロ | 6軸IMU | 小型6軸ジャイロセンサー |
ディスプレイ
解像度 | 1280 x 800px(アスペクト比16:10) | 1280 x 720px(アスペクト比16:9) | |
タイプ | 読みやすさを追求した光学結合LCD | LCD | |
ディスプレイサイズ | 7インチ(対角) | 6.2インチ | |
輝度 | 400 nit(標準) | – | |
リフレッシュレート | 60Hz | 60Hz | |
タッチ対応 | あり | あり | |
センサー | 環境光センサー | 明るさセンサー |
接続
Bluetooth | Bluetooth 5.0 (コントローラ、アクセサリ、オーディオに対応) | Bluetooth 4.1 | |
Wi-Fi | デュアルバンド無線Wi-Fi 2.4GHzおよび5GHz 2 x 2 MIMO IEEE 802.11a/b/g/n/ac | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
オーディオ
チャンネル | 没入感のあるリスニング体験を実現するDSP内蔵ステレオ | ステレオ出力 | |
マイク | デュアルアレイマイク | – | |
ヘッドフォン/マイクジャック | 3.5mmステレオヘッドフォン/ヘッドセットジャック | 3.5mmの4極ステレオミニプラグ(CTIA規格) | |
デジタル | DisplayPort over USB-C、標準USB-C、 またはBluetooth5.0を介したマルチチャンネルオーディオ | USB Type-C 端子 |
電源
入力 | 45W USB Type-C PD3.0電源 | USB Type-C™端子 本体の充電やNintendo Switchドックとの接続に使用 |
バッテリー | 40Whrバッテリー | リチウムイオンバッテリー/電池容量 4310mAh |
ゲームプレイ時間 | 2~8時間のゲームプレイ | 4.5~9.0時間のゲームプレイ 2.5~6.5時間のゲームプレイ(旧型) |
充電時間 | – | 約3時間 |
拡張
microSD | UHS-IはSD、SDXC、SDHCに対応 | microSD/microSDHC/microSDXCに対応 | |
コントローラやディスプレイ との外部接続 | DisplayPort 1.4付きAltモード対応USB-C: 最大8K @60Hz または 4K @120Hz、USB 3.2 Gen 2 | 映像出力:最大 1920×1080ピクセル60fps ※TVモード時にHDMIケーブル経由で出力 |
サイズと重量
サイズ | 298mm x 117mm x 49mm | 239mm x 102mm x 13.9mm | |
質量 | 約669グラム | 約398g |

ソフトウェア
オペレーティングシステム | SteamOS 3.0(Archベース) | Free BSD | |
デスクトップ | KDE Plasma | – |
技術仕様


Steamドック

別売り。仕様は変更される場合があります。
拡張
周辺機器 | USB-A 3.1ポート(1基) USB-A 2.0ポート(2基) | |
ネットワーク | イーサネット | |
外部ディスプレイ | DisplayPort 1.4 HDMI 2.0 |
電源
オペレーティングシステム | USB-C電源供給パススルー入力 | |
デスクトップ | ロープロファイル90°コネクター付き6インチUSB-Cキャプティブケーブル |
サイズと重量
サイズ | 117mm x 29mm x 50.5mm | |
重量 | 約120グラム |
他のOSはインストールできるの?
一応できるようです。なのでWindowsをインストールしてXbox Game PassやEPICのゲームを遊ぶといったことも可能性としては十分あります!
まとめ
今までPCゲームの携帯化のプロジェクトはいくつか存在しそれなり成功していプロジェクトもありましたが、ここにきてPCゲーム界のドンが大金を注ぎ込んで制作したであろう大本命が399ドルから販売するのは衝撃です。この手の物は10万とか普通にするので、この価格での販売は驚異的です。Nintendo SwitchやPS5などを購入しようとしている人にも購入の選択肢に入って来ると思います。
最大の脅威は5万円出せば、ハードだけ買って、毎週EPICが配信している無料ゲームを遊べるだけでも十分価値があります。しっかり無料配布をもらってる人なら200タイトル以上はあるので、それが遊べてしまうのは驚異です。マルチプレイなども月額費を払わないでプレイできるので、経済的にお得だし、ゲームの種類も膨大だし、弱点が見当たらないです。
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