タワーディフェンス(TD)メインでFPS視点でもキャラが操作できるゲームではありません。様々なマップをFPS視点で探索し、装備や素材を集めて自軍を強化していくゲームです。一連の流れとしては、小規模なランダム生成(アイテムがある建物のみ)されたマップで物資、ギア、素材を集めていきます。いくつかのマップを攻略後、集めたアイテムを本部に持ち帰る脱出パートの時に初めてTD要素が出てきます。脱出パートは持ち帰るアイテムの質と量でスコアー化されており、スコアーが高くなると敵が強くなり、脱出までの時間が増えるようになっています。
レビュー評価低いけどつまらないの?
探索パートが9割、脱出パートが1割ぐらいで、TDゲームだと思って買った人たちから不評をかっています。Steamのレビューも初日は「やや不評」とレビュー評価が40%を切る事態となりました。これはTDゲームだと思って購入した人がTDじゃないPV詐欺じゃないかとかなり荒れました。しかし、たった6日のパッチ改善で「賛否両論」となりレビュー評価が54%(2024/04/01現在)まで評価が上がってきております。発売日とは別ゲーになっています。
たしかにムービー詐欺でした。下記のムービーを見てみんな購入しています。しかし実際は探索パートに時間を取られるのが事実と、このムービーみたいな状況になるまで50時間以上のプレイ時間が必要になってきます。
最終的には探索パートが1割、脱出パートが9割でTD周回のアイテム掘り掘り的なゲームなっていくと思います。
エンドレスモード”四面楚歌”でTDだけでヒロイックギア集めが出来ますが、素材が基本でないので素材は探索パートを周回することになります。素材集めはメジャーノードを1~3個探索して、マイナーノードは全スキップで探索パートが6、7割、脱出パートが3、4割になるかと思います。基本的にソロじゃなくマルチでやった方が早いです。人が1人増えるだけで探索速度が単純計算で倍になるので!
レビューも3日目を境に好評レビューの割合が多くなっています。

まったく新しいジャンルのゲーム
このゲームはTDで何百の敵を殲滅する爽快感ある部分と、FPS視点でのレアアイテムの探索が楽しめるローグライク要素がかなり高次元で融合された今までにないゲームです。
ダメな部分はどこ
序盤のエクスペリエンスがめちゃくちゃスローペースな所です。一番しょぼい砲台を1個作るの1,2時間掛かります。難易度イージーまでは、前線に基地があるのでそこに資源で置ける砲台を置けばクリアーでき自分の作ってる基地に敵が来ることはまずありません。探索部分も時間が掛かるのでテンポが非常に悪いです。この段階でかなりの人が挫折しているみたいです。
何故、そうなっているのかと言うと、このゲームはAAAタイトル並みに色々な機能がすでに実装されています。インディーズ会社が作ってるレベルではないくらい作り込まれてます。しかも今まで経験したことがない新しいゲームプレイスタイルなので理解するまでに時間が掛かります。